
「どういたしまして」は、日本語で感謝されたときの基本的な返答ですが、必ずしもすべての場面に自然なわけではありません。
現代では「どういたしまして」に違和感を覚える人も多く、英語や中国語のように、もっと柔らかく自然な言い回しを使うことが増えています。
日本語には、感謝への返し方がたくさんあり、相手や場面に応じて使い分けることで、会話がより自然でスムーズになります。
1.「どういたしまして」に代わる面白い日本語表現まとめ
表現 | 意味 | ニュアンス | 例文 |
---|---|---|---|
いえいえ | いいえ、いいえ/そんなことありません | 謙遜、気にしないで、大したことではない | 友人:「助かったよ!」あなた:「いえいえ!」 |
気にしないで | 心配しないで/大丈夫ですよ | 相手を安心させる、問題ないことを伝える | 友人:「遅れてごめん!」あなた:「気にしないで。」 |
大丈夫 | 問題ない/気にしないで | 気軽で優しい、心配いらないことを伝える | 後輩:「ご迷惑をおかけしました。」あなた:「大丈夫だよ。」 |
別に | 別に/たいしたことないよ | 親しい間で自分の行為を控えめに表現 | 友人:「自転車直してくれてありがとう!」あなた:「別に。」 |
よかった | 喜んでもらえて嬉しい/役に立ててよかった | 相手の喜びや満足を自分の喜びとして表現 | 友人:「プレゼントありがとう、すごく嬉しい!」あなた:「よかった!」 |
いえいえ、いつでも声かけて | いいえ、いいえ、いつでも連絡してね | 謙遜と、また何かあったら頼ってほしいという友好的な気持ちを伝える | 友人:「手伝ってくれてありがとう!」あなた:「いえいえ、いつでも声かけて。」 |
親しい間柄や日常的な場面では、かしこまった「どういたしまして」よりも、よりくだけた言い方が自然です。
どういたしましてに代わる面白い表現①「いえいえ」
意味:「いいえ、いいえ」「そんなことありません」 。文字通りの意味は「No, no」であり、感謝を受けた際に「そんなに気にしないでください」というニュアンスで用いられます 。
ニュアンス:謙遜の気持ちを表し、相手の感謝を軽く受け流すような印象を与えます。「気にしないで」「大したことではないですよ」という意味合いが含まれます。
あるブログ記事では、「ありがとう」に対して「いえいえ!」と返すことが多いと述べられており、日常的な反応であることが伺えます 。
例文
友人:「引っ越し手伝ってくれてありがとう!」あなた:「いえいえ、楽しかったよ!」
同僚:「コーヒーありがとう!」あなた:「いえいえ、ついでに買っただけだよ。」
どういたしましてに代わる面白い表現②「気にしないで」
意味:「心配しないで」「大丈夫ですよ」 。
「気にしないで」が「you're welcome」のカジュアルな言い方として紹介されており、「don't worry about it」に近いと説明されています 。
相手の依頼や感謝に対して、全く問題ないという気持ちを伝え、安心させる効果があります。
例文
ぶつかって謝られた人:「気にしないで。」
友人:「遅れてごめん。」あなた:「気にしないで、私も今来たところだよ。」
どういたしましてに代わる面白い表現③「大丈夫」
「気にしないで大丈夫だよ」という気軽で優しいニュアンスがあります。相手の謝罪や感謝に対して返す際に適しています。
例文
ちょっとしたミスを謝られた人:「大丈夫ですよ。」
友人:「待たせてごめんね。」あなた:「大丈夫。」
どういたしましてに代わる面白い表現④「別に」
意味:「別に」「たいしたことないよ」。(この表現はスニペットには直接的な言及はありませんが、親しい間柄で感謝を軽く受け流す際によく使われます。)
ニュアンス:特に親しい友人間で、自分の行為を控えめに、あるいは少し突き放したように表現する際に使われます。
例文
友人:「自転車直してくれてありがとう!」あなた:「別に。」(簡単だったというニュアンス)
どういたしましてに代わる面白い表現⑤「よかった」
意味:「喜んでもらえて嬉しい」「役に立ててよかった」 。「よかった」は通常「I'm glad」という意味で、動詞のて形の後につけて「気に入ってもらえてよかった」「お役に立ててよかった」のように使われます 。
ニュアンス:相手が喜んでくれたことや、自分の行動が役に立ったことに対して、喜びの気持ちを伝える表現です。
例文
友人:「プレゼント、すごく気に入ったよ、ありがとう!」あなた:「よかった!」
同僚:「説明してくれてありがとう、やっと理解できたよ。」あなた:「お役に立ててよかったです。」(丁寧な言い方)
どういたしましてに代わる面白い表現⑥「いえいえ、いつでも声かけて」
意味:「いいえ、いいえ、いつでも連絡してくださいね」 。謙遜と友好的な申し出を組み合わせた表現です 。
ニュアンス:謙遜の気持ちを示しつつ、また何かあったら遠慮なく頼ってほしいという友好的な気持ちを伝えることができます。
例文
友人:「このプロジェクト手伝ってくれて本当に助かったよ。」あなた:「いえいえ、いつでも声かけて。」
日本語の会話では、相手への配慮として、自分の行為を過度に大きく見せない傾向があります 。
多くのカジュアルな代替表現が「問題ないよ」や「心配しないで」といった意味合いを持つのは、相手に負担を感じさせたくないという心理の表れと言えるでしょう。
特に「いえいえ」は、そのシンプルさから非常に幅広く使われるカジュアルな返答です 。
また、「いえいえ、こちらこそ!」のように、感謝の気持ちを相手に返す表現も見られます 。
これは、相互のやり取りにおけるバランスを重視する日本のコミュニケーションの特徴を示すものと考えられます。
3.様々な場面で使える!どういたしましてと同じような言葉、丁寧な表現
ビジネスシーンや目上の人に対しては、失礼のない丁寧な言葉遣いが求められます。
「どういたしまして」よりも、より適切な表現を用いることで、相手に好印象を与え、円滑な人間関係を築くことができます。
「お役に立てて嬉しいです」/「お役に立てて光栄です」
意味:相手の役に立てたことへの喜びや光栄な気持ちを表す 。
上司など目上の人に対して「どういたしまして」はやや上から目線になる可能性があるため、「お役に立てて嬉しいです」などが適切であると解説されています 。
「お役に立てて光栄です」が丁寧な言い換えとして挙げられています 。
ニュアンス:相手への貢献を喜び、謙虚な姿勢を示す丁寧な表現です。「光栄です」はよりフォーマルで、相手への敬意がより強く伝わります。
例文
取引先:「この度はありがとうございました。」あなた:「お役に立てて嬉しいです。」
上司:「助かったよ、ありがとう。」あなた:「お役に立てて光栄です。」
「こちらこそありがとうございました」
意味:感謝されたことに対して、自分も感謝している気持ちを伝える 。ストレートに「こちらこそありがとうございます」と伝えることも、嬉しい気持ちが伝わりやすく、気持ちの良い関係を保つことができるとされています 。
ニュアンス:相手の感謝を受け止めつつ、自分も相手に感謝しているという相互的な気持ちを示す表現です。
例文
顧客:「素晴らしい対応ありがとうございました。」あなた:「こちらこそありがとうございました。」
招待客:「今日は楽しい時間をありがとうございました。」主催者:「こちらこそありがとうございました。」
「とんでもないです」/「とんでもないことでございます」
意味:相手の感謝や褒めに対して、そのようなことはないと謙遜する表現 。
「とんでもないことです」が「どういたしまして」の敬語表現として挙げられています 。
ただし、とんでもありません」や「とんでもございません」は誤った使い方であると注意喚起されており、正しい敬語表現は「とんでもないです」「とんでもないことです」「とんでもないことでございます」とされています 。
ニュアンス:相手の言葉を打ち消すことで、謙虚さを示す丁寧な表現です。「ことでございます」はより丁寧な言い方です。
例文
上司:「今回のプロジェクト、君のおかげで成功したよ。」あなた:「とんでもないです。皆様のご協力のおかげです。」
顧客:「素晴らしいサービスでした、本当に感謝しています。」あなた:「とんでもないことでございます。」
「恐れ入ります」/「恐縮です」
意味:相手の厚意や言葉に対して、恐縮している気持ちを表す 。「恐れ入ります」は謙遜しながら相手に敬意を表す言葉であり、褒められた時や感謝された時に使用できます 。
「恐れ入ります」「恐縮です」が「どういたしまして」の敬語表現として紹介されています 。
ニュアンス:相手の親切や褒め言葉をありがたく受け止めつつ、恐縮している気持ちを伝える丁寧な表現です。
例文
取引先:「いつも丁寧に対応していただき、ありがとうございます。」あなた:「恐れ入ります。」
上司:「君のプレゼンテーションは素晴らしかったよ。」あなた:「恐縮です。」
「滅相もありません」
意味:「そんなことはありません」「とんでもないことです」 。「とんでもございません」と同じく、謙遜や否定をしたい時に使用できる言葉として紹介されています 。
ニュアンス:相手の言葉を強く否定することで、謙遜の気持ちを強調する表現です。
例文:上司:「君がいなければこのプロジェクトは成功しなかっただろう。」あなた:「滅相もありません。チームの皆様のご協力があってこそです。」
「かたじけない」
意味:かつては「ありがたい」「恐縮だ」という意味で使われた言葉 。平安時代から使われていた言葉で、上位者への恐縮や感謝の気持ちを表していました 。
ニュアンス:丁寧な言葉ですが、現代ではやや古風な印象を与えます。親しい間柄であれば、ユーモラスな表現として使うこともできます。
目上の人に使う場合は、「かたじけなく存じます」「かたじないことでございます」のように敬語にする必要があります 。
例文:(現代では注意して使用)大変な恩を受けた相手に:「かたじけなく存じます。」
丁寧な表現を用いる際には、謙虚な姿勢を示すことが重要です 。
特に目上の人に対しては、「どういたしまして」が「してあげた」という印象を与えてしまう可能性があるため、「お役に立てて嬉しいです」のような、より謙虚な表現が好まれます 。
単に丁寧であるだけでなく、心からの感謝や貢献への喜びを示すことで、より良好な関係を築くことができるでしょう 。
表現 | 意味 | ニュアンス | 適切な場面 |
---|---|---|---|
お役に立てて嬉しいです/光栄です | お役に立てて嬉しいです/光栄です | 貢献できた喜び、謙虚さ、敬意 | 取引先、上司など目上の人全般 |
こちらこそありがとうございました | こちらこそ感謝しています/お役に立てて嬉しいです | 感謝の気持ちの相互性、相手への配慮 | 目上の人、顧客、改まった場面 |
とんでもないです/ことでございます | そんなことはありません/もったいないお言葉です | 謙遜、相手の言葉の否定(柔らかい)、丁寧さ | 上司、顧客など目上の人からの褒め言葉や感謝に対して |
恐れ入ります/恐縮です | 身に余る光栄です/恐縮です | 相手の厚意への感謝と恐縮の気持ち | 上司、顧客など目上の人全般 |
滅相もありません | そんなことはありません/とんでもないことです | 相手の言葉を強く否定する謙遜 | 上司など目上の人からの過分な評価に対して |
かたじけない | ありがたい/恐縮だ | 古風な印象、親しい間柄ではユーモラスにも。目上の人には敬語表現が必要。 | (現代では注意して使用)目上の人への感謝や恐縮 |
4.どういたしましてと同じようなユニークで面白い表現
状況によっては、少し変わった言い回しやユーモアのある表現を使うことで、場を和ませたり、より親近感を持ってもらったりすることができます。ただし、相手や場面をよく考慮して使用する必要があります。
「何かをいたしたわけではありません」
意味:「特に何もしていませんよ」 。面白い「どういたしまして」として紹介されています 。
ニュアンス:自分の行動を極端に控えめに表現することで、ユーモラスな印象を与えます。
例文:友人:「本当に助かったよ、ありがとう!」あなた:「何かをいたしたわけではありません。」(冗談めかしたトーンで)
親しい間柄で冗談として「かたじけない」を使う
意味:「ありがたき幸せ」「恐れ入ります」(大げさな古風な言い方で)。親しい間柄であれば、冗談っぽく侍言葉を使うのも良いかもしれないと提案されています 。
ニュアンス:時代劇のような言い回しで、面白おかしい印象を与えます。
例文:友人:「ちょっとこれ持っててくれる?」あなた(時代劇風に):「かたじけないでござる!」
ユーモアのある表現は、人間関係を円滑にするためのスパイスになり得ますが、相手の性格や関係性、そして場の雰囲気を十分に考慮して使う必要があります 。
何が面白いと感じるかは人それぞれであり、誤解を招かないように注意することが大切です。LINEスタンプの中には、一見丁寧な表現でも、文脈やイラストによってユーモラスなニュアンスを持つものもあります 。
5.どういたしましてと同じような謙遜の気持ちを強調する表現
日本文化においては、自分の行為を控えめに表現することが美徳とされる傾向があります 。
感謝の言葉に対して、自分の貢献を過小評価するような表現を用いることで、謙虚な姿勢を示すことができます。
「とんでもありません」
意味:「そんなことはありません」。「とんでもないです」と同様に謙遜の気持ちを表す表現です 。
「とんでもございません」は目上の方から褒められた際に謙遜する表現として使用されると解説されています 。ただし、「とんでもありません」は誤った使い方であるとされています 。
ニュアンス:自分の行為を否定することで、謙虚さを強調します。
例文:(「とんでもないです」と同様の場面で使用)
「何もしていません」
意味:「私は何もしていませんよ」 。
お礼や感謝に対して「それほどでもありません」と謙遜する時に「どういたしまして」を使う例が挙げられており、「何もしていませんのに」という後半部分が省略されたという説が紹介されています 。
ニュアンス:自分の貢献は取るに足りないものだと謙遜する表現です。
例文:同僚:「遅くまで手伝ってくれてありがとう。」あなた:「何もしていません。」
「気兼ねなく」
意味:「遠慮しないで」「気にしないで」。直接的な「どういたしまして」の代替表現としてはスニペットにありませんが、感謝の言葉に対して、相手が遠慮する必要はないという気持ちを伝えることで、間接的に謙遜の気持ちを示すことができます。
ニュアンス:相手に感謝の念を持たせる必要はない、あるいはまたいつでも頼ってほしいという気持ちを伝えることができます。
例文:友人:「ノート貸してくれてありがとう。」あなた:「気兼ねなく、また何かあったら言ってね。」
自分の行動を控えめに表現する背景には、相手に恩着せがましい印象を与えたくないという心理が働いていると考えられます 。
感謝の言葉に対して、自分の行為を否定したり、過小評価したりする返答は、日本社会における調和を重んじる文化を反映していると言えるでしょう 。
どういたしましてと同じような場面に応じた使い分け:状況別ガイド
適切な表現を選ぶためには、相手との関係性、状況のフォーマル度、そして伝えたいニュアンスを考慮する必要があります 。
相手との関係性
親しい友人・家族:カジュアルな表現(「いえいえ」「気にしないで」「大丈夫」「別に」「よかった」「いつでも声かけて」)、ユーモラスな表現も可 。
同僚・知人:やや丁寧な表現(「よかったです」「こちらこそ」「とんでもないです」など)。
上司・取引先:丁寧で謙虚な表現(「お役に立てて光栄です」「こちらこそありがとうございました」「とんでもないことでございます」「恐れ入ります」など) 。上司に対して「どういたしまして」を使うのは、やや上から目線になる可能性があるため避けるべきです 。
状況
ちょっとした手助け:非常にカジュアルな返答でも可 。
大きな助け:より丁寧な、あるいは謙虚な表現が適切。
フォーマルなビジネスシーン:最も丁寧で敬意を払った言葉遣いを心がける 。
伝えたいニュアンス:
状況に応じた適切な表現を選ぶことは、円滑なコミュニケーションを図る上で非常に重要です 。誤った表現を選んでしまうと、意図せず相手に失礼な印象を与えてしまう可能性もあります。特に、日本の社会では、相手への敬意を示すことが非常に重要視されます。
結論:どういたしましてにかわる豊かな日本語表現で、より自然なコミュニケーションを
本稿では、「どういたしまして」に代わる様々な日本語表現を紹介しました。カジュアルな日常会話から、ビジネスシーンにおける丁寧なやり取りまで、状況や相手に応じた適切な表現を使い分けることで、より自然で豊かなコミュニケーションが可能になります。
今回紹介した表現を参考に、どのように感謝に応えているかに注意深く耳を傾けてみてください 。様々な表現を習得し、状況に応じて使いこなせるようになることで、あなたの日本語コミュニケーション能力は一段と向上し、日本文化への理解も深まるでしょう 。
表現 | 意味 | ニュアンス | 適切な場面 |
---|---|---|---|
いえいえ | いいえ、いいえ/そんなことありません | 謙遜、気にしないで、大したことではない | 親しい友人・家族 |
気にしないで | 心配しないで/大丈夫ですよ | 相手を安心させる、問題ないことを伝える | 親しい友人・家族 |
大丈夫 | 問題ない/気にしないで | 気軽で優しい、心配いらないことを伝える | 親しい友人・家族、同僚 |
別に | 別に/たいしたことないよ | 親しい間で自分の行為を控えめに表現 | 親しい友人 |
よかった | 喜んでもらえて嬉しい/役に立ててよかった | 相手の喜びや満足を自分の喜びとして表現 | 親しい友人・家族、同僚 |
いえいえ、いつでも声かけて | いいえ、いいえ、いつでも連絡してね | 謙遜と、また何かあったら頼ってほしいという友好的な気持ちを伝える | 親しい友人 |
お役に立てて嬉しいです/光栄です | お役に立てて嬉しいです/光栄です | 貢献できた喜び、謙虚さ、敬意 | 取引先、上司など目上の人全般 |
こちらこそありがとうございました | こちらこそ感謝しています/お役に立てて嬉しいです | 感謝の気持ちの相互性、相手への配慮 | 目上の人、顧客、改まった場面 |
とんでもないです/ことでございます | そんなことはありません/もったいないお言葉です | 謙遜、相手の言葉の否定(柔らかい)、丁寧さ | 上司、顧客など目上の人からの褒め言葉や感謝に対して |
恐れ入ります/恐縮です | 身に余る光栄です/恐縮です | 相手の厚意への感謝と恐縮の気持ち | 上司、顧客など目上の人全般 |
滅相もありません | そんなことはありません/とんでもないことです | 相手の言葉を強く否定する謙遜 | 上司など目上の人からの過分な評価に対して |
かたじけない | ありがたい/恐縮だ | 古風な印象、親しい間柄ではユーモラスにも。目上の人には敬語表現が必要。 | (現代では注意して使用)目上の人への感謝や恐縮 |
何かをいたしたわけではありません | 特に何もしていませんよ | ユーモラス、自分の行動を極端に控えめに表現 | 親しい友人 |
スラング・ネットスラング | 状況による | 親近感、面白さ(ただし相手と状況を選ぶ) | 親しい友人(限定的) |
自虐的なユーモア | 自分を卑下する冗談 | 場を和ませる、親しみやすさ(ただし度合いに注意) | 親しい友人、打ち解けた間柄 |
かたじけない(冗談) | ありがたき幸せ/恐れ入ります | 古風で大げさな言い方で面白おかしい印象 | 親しい友人 |
とんでもありません | そんなことはありません | 謙遜、相手の言葉の否定(柔らかい) | (「とんでもないです」と同様の場面で使用) |
何もしていません | 私は何もしていませんよ | 自分の貢献は取るに足りないものだと謙遜 | 同僚など |
気兼ねなく | 遠慮しないで/気にしないで | 相手に感謝の念を持たせる必要はない、またいつでも頼ってほしいという気持ちを伝える | 親しい友人、後輩など |